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栄光を勝ち取るために

受験勉強は「夜中にがんばるもの」というイメージがありますが、こうした夜型を長時間続けていると、どうしても体調を崩してしまいます。しかも夜中に試験を行うような学校はどこにもないのですから昼間に頭をはたらかせる習慣をつけることが大切です。深夜よりは朝早く起きて登校前に勉強した方が体のためにもいいはずです。

「そんなこと言われても!」という諸君へ。

要はとにかく1回でもいいから早起きを実行することです。やってみるしかないのです。これだけは頭よりも体に訴えるしか方法はありません。この冬休みが絶好のチャンス!! これができればキミは必ず1教科5点はプラスされるはずです。従って5教科なら25点アップということです。

また、勉強に対する集中力を保つためにも、休む時には思い切って休みましょう。ダラダラ勉強を続けていても意外と能率は上がりません。しかしながら、しょっちゅう休憩をとるのも効率が上がりません。やはり一時間ぐらいは一気にやってほしいと思います。集中力アップで5点は確実に得点につながります。従って5教科では25点。早起き分をあわせると50点のレベルアップになります。

これを逃す手はないでしょう。受験生諸君いかがですか?

こんな話があります。(おなじみですが)

『外科医は、一般的には器用でなければならないと考えられているが、実はそうではく、むしろよほど心掛けがよくないと、器用な人は外科の名医にはなれない』

これはどういうことかと言いますと、器用な人は我流でしてもなんとなくできてしまうので、はじめのうちは他の者より上手そうに見えます。しかし真面目に勉強をしないからそれ以上よくならない。ところが、不器用者は自らその不器用さを知っているが故に、けっして我流に流れず、あくまでも正法に従い練習に練習を重ねるために、しだいにその腕が進み、ついには名医が生まれるということです。

同じことが学問の世界にも言えるのではないでしょうか。『努力家は天才に勝る』がそれです。頭がよいなどとうぬぼれている人(塾には多分いないと思いますが)は、人間としての成功ができず、最後には真の努力家にはかなわないものです。みんな心を引き締めて勉強しましょう。

2020-12-16

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