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『何のために勉強すんの?』

現代社会を生きていくためには何を身につけておかないといけないのか? 今のように学校がなかった時代、昔の寺子屋時代には、よくいわれるように「読み・書き・そろばん」の3つを中心にした勉強が行われていました。これは、当時の社会で生活していくには、どうしても欠くことのできない知識・技能と考えられていたからです。もちろん、このような知識・技能は、今日の社会においても必要ですが、社会生活が進歩し複雑になるにつれて、また情報社会の発展にともなって、もっと広い範囲の勉強をして、しっかりしたものの見方や考え方を身につけることが必要になってきました。そうしないと、これからの社会生活に適応できなくなるからです。 そこで、小学校6年間、中学校3年間を義務教育として、すべての子どもたちが基本的な知識・技能を勉強するようになっているのです。ですからみなさんはこの9年間をまじめに取り組まなければなりません。そのために教科書もあるわけですから、それを丁寧にやっていけばよいのです。もちろん遊ぶことも必要です。なぜならそれも社会生活に必要な人と人とのつながりを形成する勉強だからです。 大事なことは、「何事も中途半端にしない」ということです。勉強も遊びも、もちろん部活動も、すべてに一生懸命前向きに努力すれば、必ずいいことがあります。はじめから諦めて何もしないことが一番ダメです。「どうせやっても・・・」は絶対にありません。

2024-07-10

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